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「高齢出産が不安。。。羊水検査とはどんなもの? 」

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医師の検査を受ける妊婦

高齢出産が不安。。。羊水検査とはどんなもの?

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赤ちゃんの異常を調べる羊水検査とは

通常の妊婦健診項目に含まれてはないこの羊水検査ですが、出生前診断の検査の一つで目的は染色体異常を調べるための検査となります。
羊水検査は主に、染色体異常の障害児を出産する可能性のある人が行う検査で、身内に染色体異常の障害児がいるなどで遺伝が心配される人や、35歳以上の高齢出産となる妊婦さんが対象となります。

検査の時期は妊娠初期(16週から17週)に行われますが、どの病院でも受けられるものではないようで検査を受けたい場合は医師に相談するようになるようです。

胎児の染色体異常の検査

羊水検査では主に赤ちゃんの持っている染色体に異常がないかどうかを調べます。

染色体異常というのは通常は2本1組になっている染色体が片方しかないとか、3本1組になっている、形が変化しているという状態のことを言います。

染色体異常で一番有名と言っても過言ではないのが「ダウン症」ではないでしょうか。
これは21番目の染色体が通常2本のところが3本になっている『21トリソミー』と言われるものです。
ダウン症児は特徴的な顔つきであったり、発育や知能の遅れなどがあります。

その他女性の染色体異常の「ターナー症候群」男性の染色体異常の「クラインフェルター症候群」卵子・精子の染色体不分離による重度の障害を持つ『13トリソミー』『18トリソミー』など実際に異常の有無を知ることができます。

羊水検査のやり方

検査の方法は直接胎児から細胞と取るわけではなく、直接お腹に針を刺して羊水を採取(羊水穿刺)します。
赤ちゃんに刺さらないか心配かもしれませんが、医師が赤ちゃんに刺さらないように超音波エコーで赤ちゃんの位置を確認しながら行います。

でも直接赤ちゃんの細胞を採取しないのに、染色体なんて検査できるの?と思うかもしれません。
採取された羊水の中には胎児の皮膚などの細胞が混じっており、それを培養することによって染色体の状態をチェックします。

「針を刺す」と聞くと怖いかもしれませんが、神経に触れなければそこまで酷い痛みはないとされ、筋肉注射程度の痛みと言われています。
また局所麻酔も受けることが出来、刺す時の感覚は感じないかと思います。
逆に麻酔の注射が痛いという意見も。

ちなみに私自身は胸のしこりで胸に麻酔なしで穿刺したことがありますが、うまく神経を避けれたようで本当に筋肉注射程度で酷い痛みのようなものはほぼなかったです。
でも針を刺した後グリグリと中身を抽出するときの違和感が勿論ありましたが、激痛とかそういうものではなかったですね。
恐らく羊水穿刺も同じような感じではないでしょうか。
筋肉注射が痛くて出来ない人は麻酔があるので大丈夫かと思いますが、これが出来ないのであれば羊水検査は出来ないので覚悟することは必要かと思います。

ちなみに胸の方も羊水の方もエコーで確認しながら穿刺するので、リアルタイムに針が入っていくのが見える筈で「おお!」ってなります。

羊水検査後が無事終わった後は、病院での適切な処置後出血がないかどうかを30分ほど様子を見て、2週間程度の後まで結果を待つことになります。

羊水検査は受けた方がいい?

羊水検査には実はリスクがあります。

最初に『羊水検査は主に、染色体異常の障害児を出産する可能性のある人が行う検査で、身内に染色体異常の障害児がいるなどで遺伝が心配される人や、35歳以上の高齢出産となる妊婦さんが対象となります。』と書きましたが、実は誰でも受けられる検査になります。
ただこのリスクの方が染色体異常の確率よりも高いため、染色体異常の確率が高い妊婦さんを対象としている訳です。

このリスクというのは、羊水検査をしたために破水や流産が起こることがあるというものです。
羊水検査は羊膜に対して注射針を刺す為、感染症や破水、出血、胎児の死亡、母体腸管損傷などを起こす可能性があります。

またエコーで確認しながら穿刺するとは言えど、中にいる胎児は常に動いています。急に向きを変えるなどし、針が刺さる危険性もあります。
医師の方も注意深く作業を行っているとはいえ、胎児の急な方向転換に対応しきれず万が一ということもあり得る訳です。

このようにリスクを伴うことも含め、納得の上で検査を希望するのであれば若い年代でも検査は可能です。

羊水検査をする場合、辛い話ですがもし堕胎するという選択肢も視野にいれなくてはならない場合も想定し、早めに医師に相談することをお勧めします。
結果が分かるのがおおよそ2週間後ということなので、堕胎可能な22週までを逆算して考えなくてはなりません。
考えたくない事柄ではありますが夫婦で充分話し合って決めましょう。

また出生前診断には羊水検査の他にも採血で診断できる検査もあります。
羊水検査のリスクを考えると、まずは他の検査も検討する価値はあると思います。

出生前診断のその他の検査については、また後日詳しく紹介したいと思います。

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